瀬戸内海にはいくつ島があるか
140か、727か、3000か。
海上保安庁の資料によると、日本にある島の数は6,852個。
ちなみに日本でいちばん島の数が多い都道府県は長崎県で、971島とのこと。
ここでの「島」の定義は、外周0.1kmつまり海岸線が100m以上で、満潮時でも水没しない自然に形成された水に囲まれた陸地とされている。
外周0.1kmということは、真ん丸の島の場合、直径が30mちょいということですね。
さて、瀬戸内海にある島の数はというと、上記の「島」の定義にあてはまるものは、727個だそうだ。(瀬戸内海は島だらけと漠然とイメージしていたけど、長崎県1県の島数より少ないとは。。。なんだか⤵)
でも、明らかに直径が30mもない小さな陸地でも、「弁天島」とか「小島」とかの名前の付いた島はいくらでもある。港近くにある小さな島には橋が架かっていたりして、歩いて渡ることができたりする。
それは1島と数えないのか。 う~む。
外周0.1km以下の島、岩みたいな陸地も含めると、3,000個あるともいわれている。
一方、日本にある6,800以上の島のうち、有人島は、国勢調査によると418島とされている。瀬戸内海には全国の3分の1、約140の有人島がある。
「全島制覇」とか言うけれど、「瀬戸内海の全部の島に行く」と言った場合、
「島」をどう定義するかによって、対象数がかなり違ってしまうようだ。
まず、純粋な意味の全島巡りということを考えると、
自前の船に乗って、島から島へと、端から端まで、
大小さまざまな島という島に全部行く、ということ。
しかしまあ、それはちょっと不可能ですよね。
結局は、定期航路があって渡し船に乗って行ける島に行くというのが、
ひとつの基準ではないかと考えた。
それで、次のように定義してみました。
● 公共の定期航路があり、船に乗って行ける島
● 橋が架かっていて、徒歩や車(バス)で行ける島
このような島で、瀬戸内海にある島に全部行く。
海上タクシーなど、いわゆるチャーター船を雇って島に行くのは、基本的になし。
定期航路がなくても、たとえば夏の間だけ運航される無人島の〇〇ビーチに行く季節便とか、年に1度のお祭りのときだけ運航される臨時便とか、そういうのがあればなるべくそれに乗って島数を稼ぐ。
そうして、1つでも多くの島に行くことを目標としよう。
東から西へ
瀬戸内海の島を巡るについて、次のことにこだわりたいと思っています。
出発地は、瀬戸内海の東の端、大阪。
到着地は、瀬戸内海の西の端、関門海峡。
ひたすら西を目指し、
水の都大坂を出発して、瀬戸内海の出口関門海峡を目指す。
西へ西へと、お日さまを追って旅をする。
向かうのは、西。